ナサリン

ルイス・ブニュエル、1958。良作。宗教映画。キリスト教への愛憎を初期の段階から意識的に映像化してきたブニュエルの宗教観がよく分かる。これがメキシコの撮影所システムでなく、ヨーロッパで撮られていればもっと、ネガティブでアーティスティックになっていたと思うが、メキシコの撮影システムはかなり合理的に撮るからドラマドラマしてしまう。多分同録なのだがクリア過ぎてアフレコに聴こえる。キリスト教国家にリメイクして欲しい。