メイド・イン・USA

ジャン= リュック・ゴダール、1967。良作。「気狂いピエロ」(キ)を正統に継承する作品。キほどの時間的優雅さは無い。小映像美はキをも凌ぐ。キ同様、鈍器で殴 られ意識朦朧としたときのような映画。原色使い、フレーミング、カット割り等ポップアートとして楽しい。脱物語的な物語。不親切。映画的野心に衰え。ゴ ダールに飽きさせる映画。アンナ・カリーナが不細工になってきた映画。でも素晴らしい。物語の体裁を保ったゴダールもここらが限界か。