ゲゲゲの女房

鈴木卓爾、2010。水木しげるの奥さんが書いた小説?の映画化。結婚から貧乏な無名時代を描いている。ドラマ内アクションをひたすら控え、淡々と進める。音に特徴があり、雨音、時計の音、釘の音。あとは歌が良かったね。でも音楽は最悪だった。音に拘るならこだわり尽くさないとダメだよ。まあ音楽は好みの問題もあるけれど。2階の住人と餓死する青年と飯食ったところから展開が変わる。子供が出来る。ここの展開はすごく緊張感があって面白かった。でも元々のストーリーが面白く無いというか、貧乏物語になっちゃっているから面白い企みをするのは難しいね。正直2時間見るのは辛い映画だし、たむらまさきのカメラも、ダイナミックなパンとか見られず、1シーン1カットが多いけれど、それが効果を出していたようにも思えない。ストーリーとカメラは退屈の原因だとも思った。でも日本映画の中じゃすごくユニークで、前衛的でありクラシカルでもある。語る(語らない)ことにすごくこだわりを感じた。吹石一恵良かった。