カントリー・ストロング

シャナ・フェステ、2010。つまらない映画だった。まず脚本の段階からどうも納得がいかない。カントリーのスター、グウィネス・パルトローはアルコール依存症により施設で療養中。マネージャみたいな夫がツアーやんぞって連れて行くんだけど、それにはまだ早いという症状。最初こそ登場人物が分散していたけれど、ツアーでみんなが集まることになっちゃうと空間が狭くなる。あと映画の美学の中で僕が重要視している時間の使い方。時間を省略する技法って見ていてスカッとするんだけれど、この映画にはそれがなかった。ではグウィネス・パルトローの映画と捉えて見るべきかと言えばそういう傾向が顕著なのはラスト近くのライブシーンだけ。さらにこの映画をめんどくさいものにしているのが恋愛関係。男女2対2がスワップ状態まで描かれる。こうなると何かの合宿みたいな、少人数の男女が確実に恋に落ちちゃう定番シチュエーション。日本では未公開の映画だけれど、王道のカントリーの世界は日本には紹介されていないから、グウィネス・パルトローのカントリーのスターという役柄も理解できないと思う。日本の劇場未公開作は良い作品が多いけれどこれはダメだったね。グウィネス・パルトローのファンはレンタル100円なら見ても損は無いかなあという感じ。