ハングオーバー!

トッド・フィリップス、2009。バカ万歳。バカ最高。ヴィヴァ・ラ・バカ!という感じで素晴らしい映画だね。ザック・ガリフィナーキスの素敵さは言うまでも無し。ブラッドリー・クーパーとエド・ヘルムズも素晴らしくて、こういう男バカ映画のトリオ編成は鉄板があるのかもしれない。僕はこういう映画はハリウッドの強みだと思う。カメラの構図とか、被写界深度とか、レンズの使い方とか、そういうものが全く気にならない映画ってハリウッドしか作れないような気がする。それだけエンタテインメント産業が成熟しているし、この映画は本当に吹き出し笑い連発の映画だから、カメラとか気にかけてもいなかった。脚本と映像が凄く近いところで動いていて、話しの展開とバカ男たちに釘付けになってしまった。僕はヴェガスというとMGMグランドでのボクシングの興行のイメージが強いけれど、マイク・タイソンが出てきたから、やっぱりヴェガスはボクシングの聖地なんだなあと実感させられた。タイソンの右フックがザック・ガリフィナーキスに炸裂したのは笑う以外にすることが無かったね。タイソンは登場シーンから音楽が流れてタイソンが歌って、みんなが歌って、最高だった。あとはこの監督の素晴らしいところは、カネと人間のトレードのシーンとか、カジノでヘザー・グラハムを絡めたシーンとか、定番シーンのシーンメイクがかなり上手い。特にカジノのシーンは素晴らしかったね。アメリカさすがって感じの映画だった。