ハングオーバー!パート2

トッド・フィリップス、2011。前作の素晴らしい脚本のアイデアをそのまま踏襲した作品。だから今回は期待に答えてくれる映画になっている。音楽の流れが素晴らしいところがあって、カニエ・ウェストの次にジョニー・キャッシュが流れたときはちょっと感動的だったね。この映画は抱腹絶倒の笑いではなくて、スラップスティックというのかアホな状況に主人公達を導いてそこで大概ザック・ガリフィナーキスがやらかしてくれる。全て第一作の踏襲で、二番煎じもいいところだけれど、その踏襲の緻密さは凄く面白かった。でも第一作にはやっぱかなわないなと思っていたらラストにあの男が出てきてぶったまげた。でもバンコクでやる理由がよく分からなくて、アメリカ人が見たアメリカを映して欲しかったなあ。前作はラスベガスだから撮りやす過ぎたのかも知れないけれど、バンコクの街を撮れていたとは言いがたい。例えば香港なんかを撮らせても凄く表面的になってしまうんだろうなあ。その辺りがこの監督の物足りなさなんだなあ。