SR サイタマノラッパー2 ~女子ラッパー☆傷だらけのライム~

入江悠、2010。何か入江は青春映画ばかり作っている感じがする。この映画も正しく青春映画で、学祭でやったラップグループをリユニオンしようとして失敗するというのがあらすじなのだけれど、厳しい現実が続々と現れて、結局水着でプールでラップしただけでリユニオンは終わってしまう。勿論高校生時代の学祭は青春だったんだろうけれど、この映画を青春映画と感じられると言うことは、10年後の殆ど上手くいかないリユニオン、これ自体も青春であり、その登場人物の意思の方向に関して入江の視線は限りなく優しい。でもね、第一作に比べてラップが下手すぎるのは問題だよね。フリースタイルのリズム感が良くないし、リズムの入った曲なんて、パラッパラッパーみたいだった。この映画は最近見た『ブンミおじさんの森』と違って長回しを効果的に使っているよね。