幸せパズル

ナタリア・スミルノフ、2010。これはミニシアター映画らしく、もの凄く癒やされる映画であり、もの凄く心を振るわせる映画であり、もの凄く心にぬくもりを感じる映画。映画のヒロインに恋をすることって沢山あるんだけれど、この映画のマリア・オネットは50歳という設定で、しかしチャーミングでビューティフルなとてもいい女。ちょっとファッション映画っぽさもあってかわいい服ばかり着ているし、黄色味のかかった映像も美しかった。カメラは基本的もの凄いアップでもの凄い被写界深度が浅い。だから映画館で見ると凄く楽しい作品たったろうね。その中をマリア・オネットが特別な事に遭遇するでも無く存在している。スペイン語圏の映画っていうのは、やはりパッケージ化されていても日本語化されていないものがメチャクチャ多い。主演のマリア・オネットもIMDBなんかで見るとちょいちょい映画に出ているが、日本語化は初めて。この映画はアルゼンチンの映画だけれどフランスが製作に絡んでいるから良かったものの、アルゼンチン単独で製作していたら、でっかい映画賞でも獲らない限り日本には伝わらない。スペイン語圏はメキシコ、アルゼンチンなど映画の大国があるんだけれど、言語の壁で日本には流通していない映画が多い。とても残念。