パラダイス・キス

新城毅彦、2011。北川景子の北川景子による北川景子のための映画。僕は北川景子の映画は初見だけれど、この映画ほどいろんな北川景子が見られる映画も無いと思うなあ。何せダッセー女子高生からトップモデルまで成長する過程を見られるんだからね。でも演出と撮影は凡庸過ぎて眠くなった。素晴らしいのはスタイリストとヘアメイク。北川景子の動画としては凄く良い映画。僕は特に第一段階の変貌、髪型変えてメイクを施した北川景子が一番好きだね。もう制服がコスプレになっていて、北川景子の素材をマックスまで引き上げていた。それから衣装が変わり始めると知らない北川景子が次から次へと見られて驚かされた。演技の方はグダグダ。ナレーションが多いんだけどメチャクチャ下手。僕の中で北川景子は映画女優のふるいから落ちた。でもこの映画で北川景子の役者としての力量を見極めるのはあんまり意味が無い。何せアイドル映画なんだからね。そういう意味で監督の演出と撮影には不満が残るけれど、アイドル北川景子は沢山見られるね。ただ向井理はちょっと無理があった。キャラクターもよく分からなかったし、30歳くらいで高校生の役柄はやめた方が良かったね。それに映画のバランスを考えると山本裕典を使うなら向井は使うべきではないし、山本を使うなら向井は使うべきではないと思うね。本当向井はやっかいで、その上よく分からないキャラクターだった向井に北川景子は恋をするわけなんだけれど、それに共感できないんだよね。何せよく分からないキャラクターだからね。まあ北川景子以外は見る価値なしの映画だなあ。演出とかシーンメイクとかキャラクターメイクを気にしていると腹立たしい映画だね。