ピラニア3D

アレクサンドル・アジャ、2010。ジョー・ダンテの『ピラニア』(1978)のリメイク。素晴らしいエロ映画。ストリート・カルチャーとしての湖畔のとらえ方は凄く面白かった。きっと20年後にこの映画が見られるのなら、そこには2010年的な空気が凄く充満している映画に見えると思う。それだけこの湖畔は現代的魅力に溢れていた。やっぱりダンスというのが素晴らしくて、そこにはDJカルチャーとドラッグとアルコールが欠かせないワケなんだけれど、そこにアダルトビデオかセクシービデオか知らないけれど撮影が来て、ビデオを撮るんだけれど、女2人が裸で湖を泳ぐ姿のCGは凄く美しかった。これで湖畔の街の群像恋愛エロ映画になれば凄く素敵なんだけれど、でもこれはホラー映画だから、湖畔で踊っていた若者達はピラニアに結構食べられちゃう。この映画の湖畔の雰囲気が僕が想像するにハーモニー・コリンの『Spring Breakers』のイメージと繋がる。この映画は3D映画と言うことで、僕は2Dで見たんだけれど、CGのレベルの低さが凄い。ピラニアとかは良いんだけど、人物と背景の組み合わせがCGの場合なんてハリウッド映画なんかじゃもうCGなんて思わせないだけの技術で撮るのが当たり前なんだけれど、それが出来ていない。CG的な映画の中でも低レベルな作品だと思う。