ホール・パス

ピーター・ファレリー、ボビー・ファレリー、2011。ファレリー兄弟なので面白くないわけがないのだが、終盤はだれてしまった。冗談やっているのが疲れるのと同時に見る側も疲れてしまう。元通りに戻ればいいんじゃないと思ってしまう。そしてその通りに戻ってしまう。その辺りがちょっと予定調和というか、最近であれば『ハング・オーバー』みたいな一瞬先が見えないようなコメディには引けを取ってしまうと思う。でもお下劣会話のセンスは相変わらず抜群で、前半は笑いっぱなしだった。次々と監督作品は待っている様子だが、多分この映画と同様に日本では公開されない監督になってしまった。『メリーに首ったけ』クラスの映画まだ撮れるでしょうファレリー兄弟なら。僕は大学生のとき可愛い女学生が「メグ・ライアンのあの髪の毛が立っているのはワケがあって、それは言えないんだけど・・・」と言っていって、とても可愛い女学生だったなあ。そういう痛快な社会現象にもなった作品を撮っていた監督が劇場未公開とは悲しいね。でも僕はトッド・フィリップスの方が今となっては面白いと思うなあ。会話の妙だけだねファレリーは。