懺悔

テンギズ・アブラゼ、1984。ソ連時代のグルジアで撮られた映画。多分監督は映画の教育をかなり受けているのだろう。この映画は映画の驚きに溢れていて、映画の美しさにうっとりとしてしまうシーンが多い。でも中盤、台詞の多さに対して見た目の凡庸さが目立ち、眠った。気付いたときには映画は終盤だった。映画は所々にハッと驚くような短いシーケンスを入れたり、あとは音楽の使い方は素晴らしかったり、とにかくソ連的な映画技法を楽しむことが出来た。映像の質感やスタンダードサイズの撮影は昨今の映画とはかけ離れている。とにかくこの映画はアイデアに満ちていて面白い。ソ連のお決まり事項のように、2年間上映禁止。その後上映されると話題となりモスクワなどでも上映。ソ連が崩壊していく中で、この映画は記録的なヒットをしたらしい。