ハズバンズ

ジョン・カサヴェテス、1970。この映画はカサヴェテスの踏み絵的な意味合いを持つ映画だと思う。この分け分かんない映画を訳分かんないことが分かるのか、拒絶してしまうのかで、カサヴェテスファンになるかどうか分かれると思う。僕はこの映画はシーンが長すぎるから好きでは無いが、訳分からなさは非常によく分かった。というかどうでも良かった。これはカサヴェテスの青春映画という感じがする。盟友ベン・ギャザラとピーター・フォークは見ているだけでうっとりしてしまうんだなあ。カメラはカサヴェテスお得意のクローズアップの多用。表情を獲るのは凄く良いんだけど、動きを獲る場合にカメラが邪魔な感じがしたなあ。だからこれは舞台でやっても良かったかも知れない。ちょっと映画としては訳分からないし、長すぎる。映画の構造はとてもカッコイイねさすがカサヴェテス。