フェイク・クライム

マルコム・ヴェンヴィル、2010。良い意味で、日本では劇場未公開になりそうな作品。僕はヴェラ・ファーミガが大好きで見たんだけど、もっとヴェラ・ファーミガを見ていたかったなあ。作品としてもとても軽い感じで楽しめる。多分シャロン・ジョーンズだと思うけれどdaptoneレーベルの音楽を使っていて、レーベルのイメージとこの映画はとても良く似ている。昔のやり方を尊敬し、継承しつつも現代的なライトな感じが存分に発揮された映画であり、音楽であった。コメディタッチのサスペンスであり、ラブロマンスであるが、ライトな感じはジャンルへのアプローチにも言えることだと思う。舞台劇の内容と実際のお話をダブらせる手口は凄くオールドスクールな感じがして好感が持てた。ヴェラ・ファーミガは相変わらず良すぎた。でも最初に出てきたジュディ・グリアに心を奪われてしまった。男優ではやはりジェームズ・カーンが見事な立ち回りをしていた。気軽に見られる素晴らしい映画。