ハッピーサンキューモアプリーズ

ジョシュ・ラドナー、2010。ジョシュ・ラドナーの監督脚本主演映画。ニューヨークを舞台にした恋の群像劇という、超ありきたり、故に超難関に挑んでいるが、面白くない。脚本がイマイチエレガントじゃないなあ。削って削って今の形になったみたいな感じがしてシーンのつなぎ方なんかは群像劇なのに凡庸で見ていられない。これは多分サンダンスで何かの賞を取ったんだけど、非ハリウッド映画で俳優はハリウッド(マリン・アッカーマンってハリウッド女優でしょう)というプロダクションのやり方というのはどういう制作環境か分からない。要するお金を出してキャスティングするだけなのだろうか。だとすれば予算的に厳しくないかと思うんだなあ。僕は女を美しく撮るというのはインディペンデント映画の絶対的な命題だと思っている。お金をかけなくても可能だから。でもこの映画に登場する女は美しくない。これは暇つぶしにもならない映画だったなあ。それはそうと、この『ハッピーサンキューモアプリーズ』というタイトルの文字を詰めた作り方はとても好感が持てて、だから見たんだけど、原題も『HAPPYTHANKYOUMOREPLEASE』だった。日本語だとセンス良いと思うけど、英語だと何か読みにくいなあ。