キャデラック・レコード ~音楽でアメリカを変えた人々の物語~

ダーネル・マーティン、2008。音楽ファンなら楽しめるけど、ドラマとしては薄っぺら。マディ・ウォーターズがいてハウリン・ウルフがいて、チャック・ベリーを何故かモス・デフがやっていて、リトル・ウォルターが無茶して、エタ・ジェイムズがビヨンセで、そんなチェスにまつわるストーリーをコンパクトにまとめた廉価版DVDワゴンセールといった趣。でもやっぱり音楽ファンとしてはワクワクしたなあ。脚本が煮ても焼いても食えない感じで、音楽ファンとしても映画ファンとしても評価は下の下。チェスってこんなレーベルじゃないよね。人間描写も人物に焦点を合わせるのを頑なに拒否している印象。ただ脚本や演出はイマイチだけど、撮影編集照明なんかはさすがハリウッド。魅せ方がさすがだった。あとは良い音楽が聴けると。そして副題。ジャパニーズの性癖。90点。