真夜中のパーティー

ウィリアム・フリードキン、1970。ゲイのお誕生日会の一晩を描いた舞台の映画化。舞台の俳優をそのまま使ったらしい。舞台モノだから台詞が多くて日本語字幕を読むのに追いつけなかった。でもこの映画は凄まじい雰囲気映画で、ゲイや時代や美術や衣装や小道具、目に見えるものが強烈にカッコ良かったりカッコ悪かったり、とにかく素晴らしかった。特に前半は大量の台詞と大量のカット割と役者の動きに圧倒された。でも後半の電話ゲームのくだりは、ちょっと舞台劇的すぎて映画としての甘さを感じた。フリードキンはこの翌年に『フレンチ・コネクション』を撮る。完成度は断然『フレンチ・コネクション』だけど、インパクトなら対抗できそうな作品。100点。