きいろいゾウ

廣木隆一、2013。夫婦がお互いを「ツマ」「ムコサン」と呼び合う映画なんて恥ずかしくて見てられない。そして苦行ともいうべき関西弁。お話しもここまで酷いと原作が読みたくなるけど読まない。原作が人気で映画が不人気ということは、まず脚本を疑う。脚本はもちろんアウトなんだけど演出もアウト。131分という長尺はどうしても解せない。廣木隆一はもうちょっと面白い映画を撮る人だと思っていたけど、この映画は職業監督に徹しているのか顔があまり見えなかった。でもこの映画はエンディングでいきなりゴスペラーズが歌い出すぐらいから、何かテレビ的なスポンサー付きビッグバジェット的な映画なのかもしれない。宮崎あおいは知的障害の役だと思うんだけど、そういう説明がないからもう情緒不安定だし幼稚なおしゃべりだしサイコキラーになるしで本当に怖かった。いわゆる「宮崎映画」でこの仕打ちはないよなあ。宮崎あおいはこないだも旦那を「ツレ」って呼んでたし、ツイてないなあ。85点。