ジャンゴ 繋がれざる者

クエンティン・タランティーノ、2012。上映時間165分ということで、なかなか見る気になれず、ようやく見たのだけれど、かなり分かりやすい痛快娯楽大作だったから良かった。クリストフ・ヴァルツは相変わらず素晴らしい怪演。役柄的にはとても良識のある役なんだけど怪演になってしまうところが面白い。死に際のあっけなさも見事。あとはタランティーノ映画独特のシネフィル臭が苦手な人にも十分に満足できるような作品だったことは驚きだった。本当に純粋に娯楽大作の素晴らしさを見せてくれる映画だった。興行収入とかは知らないけど、こういう映画に客が入って、タランティーノもこういう映画を年に1本くらい作れたら、それはとても素晴らしい状況だと思う。僕はシネコンとかは行かないけれど、この映画ならシネコンで見てもいいかな思わせるものがあった。郊外型ショッピングモールに併設されたシネコンにて映画鑑賞なんて吐き気がするけど、こんな映画なら吐き気も収まるような気がした。100点。