ブラックパワー・ミックステープ ~アメリカの光と影~

ヨーラン・ヒューゴ・オルソン、2011。スウェーデン人が1967年から1975年にかけて撮影したテープ30年ぶりに発掘され、それを編集したドキュメンタリー。そこにはマーティン・ルーサー・キング・ジュニアや、マルコムXやストークリー・カーマイケルやアンジェラ・デイヴィスなどの公民権運動を牽引した人物のインタビューやニュース映像が映っていて、その映像にコメンタリーとしてアンジェラ・デイヴィス当人や、エリカ・バドゥ、タリブ・クウェリなどが参加。音楽はクエストラヴということで、ドキュメンタリーではブラック・ミュージックには触れられていないけど、作品はブラック・ミュージックのミックステープのようにカットアップされている。撮られた年代がたまらなくて、公共ドキュメンタリーとかを見ていると、大抵の場合はキングスピーチで終わったりする。あとは白人目線のベトナム戦争になる。それがこの映画ではキングスピーチ後の黒人コミュニティを映しているから、見たこのもない光景がたくさん見られた。ワクワク感が尋常じゃなかった。特にハーレムは良かったなあ。フラフラのおっさん歩いてるし、ジャンキー少女インタビューとか圧倒的だった。100点。