ワンナイト、ワンラブ

デヴィッド・マッケンジー、2011。スコットランド最大の野外フェスT in the Parkでロケを敢行した作品。関係のないミュージシャン同士のルーク・トレッダウェイとナタリア・テナ。それをエセ牧師が手錠で繋いでしまいてんやわんやというのが話の内容。英国というのはこういう音楽絡み映画を作るのが本当に上手。撮影のすべてがT in the Parkロケではないと思うんだけど、ずっとフェスにいる感じだった。フォーカスが音楽に集中していなかったのも素晴らしかった。野外フェスのライブビデオなんかよりはずっと野外フェス行きたいと思わせる説得力があった。当然T in the Park公認映画だろうからドラッグを描いていないのはご愛嬌だとしても、この映画の一晩ワンナイト、酒と女でグデングデンになる幾多の野郎どもの堕落っぷりはこの映画の拠り所だったと思う。気に入らなかったのは、手錠で繋がった女のライブに出た男は素晴らしいパフォーマンスを見せたんだけど、ラストで男のライブに女が駆けつけるんだけど、そのシーンが全然面白くなかった。95点。