映画と恋とウディ・アレン

ロバート・B・ウィード、2011。よく出来たウディ・アレンの入門映画という感じ。だからシネフィルやウディ・アレン大好き人間が見ても得るものは少ないと思う。でも構成はすごく良く出来ていたと思う。インタビューもウディ・アレン含め有名人が沢山出てくるし、彼の人物や作品についても多く語られている。あとはウディ・アレンの映画がふんだんに使用されているのはありがたい。ただ何故この映画が存在するのかというのは良く分からなくて、完成は『ミッドナイト・イン・パリ』の大ヒットに当て込んだものであることは想像出来る。でもそれ以前からドキュメンタリーは撮られていて、それがウディ・アレンの入門映画だなんてちょっと間抜けな印象がある。ただウディ・アレンの映画をふんだんに使っているのと、インタビューなどの音のマスタリングが素晴らしいから、それだけで映画としては十分なのかもしれない。暇つぶしにはちょうどいい映画なんだけど、ウディ・アレンの映画より尺が若干長いのが気に入らなかった。90点。