トップ・ハット

マーク・サンドリッチ、1935。こういう映画こそ劇場で見たい。フレッド・アステアのダンスは惚れ惚れするほど色気があって、ジンジャー・ロジャースのダンスはホントにカッコ良かった。踊りのシーンは時間を忘れるくらいエキサイティングだったけど、脚本はイマイチな感じだった。勘違いのすれ違いでずっと引っ張るなんてテキトーすぎる。あとはダンスシーンが少なすぎた。多分10分20分くらいしか踊っていないけど映画は100分ある。ドラマ部門はちょっと凡庸かなという印象。この時代のダンスを初めて見たんだけど、ステップのためには体の姿勢は崩れても全然オッケーな感じで、かなりパンキッシュでゲットーな趣がある。ダンス方面全然知らないけどアステア辺りのダンスは、高級モダンなダンスフロアから、大衆酒場の踊り場までオールマイティーな感じがした。そんなアステアにジンジャー・ロジャースが絡んだときの2人のカッコ良さと言ったら凄すぎた。100点。