恋する惑星

ウォン・カーウァイ、1994。わが青春のムービー。この辺りと『KIDS』辺りで人生と映画が一緒になったような気がする20年前。再放送に誘われ20年ぶりの再見。金城武とブリジット・リンのパートは当時はドキドキ感のみで興奮して見ていたような気がする。でもその後のパートと比べると役者も内容も地味すぎるかなあと思った。それが40分も続く。てっきり15分くらいかと思っていた。そしてメイン。トニー・レオンとフェイ・ウォンは言わずもがななんだけど、CA役ヴァレリー・チョウの素晴らしさ。ダイナ・ワシントンでのセクシーな飛行機遊戯で一気に場面は転換した。この映画のすごさはやはりクリストファー・ドイルの即興撮影。いま見てもセンス抜群。それ故に断片的な映像になっているけど、その感じが素敵だったなあ。あとは音楽。この映像にこの音楽ってのはウォン・カーウァイから学んだ。バリー・ブラウン、ダイナ・ワシントン、ママス&パパス、そして夢中人にロフトの袋。遠方のロフトまで買い物に行ったのを思い出した。日本にもこれくらいカッコいい映画があったら少しは日本にも興味が持てたのになあ。100点。