歌え!ロレッタ愛のために

マイケル・アプテッド、1980。ロレッタ・リンの自伝の映画化もしくは自伝を元にした原作の映画化。アーネスト・タブの姿が見れただけで興奮してしまった。出てるなんて知らなかったから。ああ良かったなああのシーンは。映画は前半は良かったけれどロレッタ・リンが売れ始めると突然描写が雑になる。米国音楽映画によくある技量不足でも勢いでやっちまえ的な作り。見せ場だけ作ってあとはテキトー作戦。そして充実の音楽で丸め込む。ロレッタ・リンの父親役をレヴォン・ヘルムがやってんだけど彼はサイコキラーの役とかも出来そう。地球を守るヒーローも出来る。かなり幅の広い役柄に対応できる稀有な風貌だった。僕にとってこの映画はアーネスト・タブとレヴォン・ヘルムに尽きるなあ。タイトルからもっと奇抜な映画を想像していたんだけど全然普通だった。邦題が奇抜なだけだった。90点。