私の中のあなた

ニック・カサヴェテス、2009。監督の技量に疑問を感じた。キャメロン・ディアスのキャラクターがひどすぎる。そのキャラクターにエクスキューズを二度三度と入れ込む安易な脚本もひどすぎた。まあそれくらいキャメロン・ディアスは不快だったし映画自体イマイチだった。良かったのは子供たち数人とアレックス・ボールドウィンとジョーン・キューザックくらいだった。ジョーン・キューザックの涙目だけのクールな芝居は素敵だった。あとシーンの時間軸がズレまくるんだけどリアルタイムの存在感が薄いから結果回想シーンのリアルタイム性が高くなってしまう。シーンの連続に締りがなかった。センス的には総合的にとてもダサい映画なんだけど音楽はことさら低調だった。ビーチのシーンとかモンタナのシーンみたいに音楽を映画にそのままブチ込むようなやり方は好きじゃない。予定調和なラストも不出来だった。85点。