陽だまりの彼女

三木孝浩、2013。すご~く予定調和的で平凡なストーリーなんだけれど、上野樹里が素晴らしすぎる。すご~くはかない映画なんだけれど、上野樹里のはかなさといったら半端じゃない。もう登場から引き際まではかなさ全開。この役柄を演じきるスキルに感動する。もうこの映画を超えて、若き上野樹里というはかない存在と、それと同時代に生きるというはかなさ。時代を超越しない同時代性。そういうものに感動を覚えた。とにかく上野樹里はいい女優だと思った。僕は上野樹里がヘッドフォンして松本潤と待ち合わせをするシーン、あそこでビーチ・ボーイズと上野樹里をシンクロさせてもらいたかった。ベタな音楽、ベタなシーンではそういうことをやっちゃってもといいと思ったし、そのほうが夢があった。ストーリーがありきたりなのがイマイチだったけれど、抑制の効いた脚本や演出は良かった。95点。