女優たち

イ・ジェヨン、2009。途中までは、これからいかようにも面白くできそうだとわくわくするも、後半は女優座談会になってしまいがっくり。疑似ドキュメンタリーとしては魅力的な体制だと思う。VOUGE誌の撮影に集まる6人の女優たち。僕はユン・ヨジョンとコ・ヒョンジョンをホン・サンスの映画で知っていて、チェ・ジウはパチンコで知っていて、3人も知っていたことに驚いた。でも日本未公開も納得な作品だと思う。現場のバタバタ感や女優たちのイライラ感をあまり前面に押し出していないのはすごく好感が持てた。ただドキュメンタリータッチというか、ファッション業界タッチというか、せわしないカット構成にはうんざりした。後半の女優座談会からは見るべきところが少なかった。女優が集まってテーブル囲んで女優の話をしてるなんてちょっと恥ずかしかった。チェ・ジウは一人だけマッサージでもしてりゃよかったのにと思った。泣いたり笑ったりして仕事話で盛り上がる女優たちは意味不明だった。冒頭の集まるシーンみたいにもっと個性的にキャラクターを描いて欲しかった。特にキム・ミニとキム・オクビンはあまりにも弱すぎた。ペ・ドゥナがいたら良かったなあ。そしたらもう夢の世界。90点。