ダラス・バイヤーズ・クラブ

ジャン=マルク・ヴァレ、2013。とにかく前半はマシュー・マコノヒーにしびれまくり。十年に一度会える会えないかというレベルのカッコ良さだった。録画で見たものだから、再生を止めて動きを真似したり、メモしたり大変だった。でもダラス・バイヤーズ・クラブを作るあたりからどうにも面白くない。マシュー・マコノヒーはすっかり元気になって、体の動かし方を変えてしまった。バイヤーズ・クラブあたりからエピソードもつまらなくなる。英雄伝説的な描写は抑えられているけど、裁判から帰ってきて拍手で出迎えられて女医とハグをするなんて、ちょっとげんなりしてしまった。序盤あれだけカッコ良かったマシュー・マコノヒーが何をやってんだと思ってしまった。脚本がイマイチで、税関で捕まったり、事務所の薬を押収されたり、そんなのを30回くらい見たような気がする。女医がらみのエピソードはすべてが雑だった。でもバイヤーズ・クラブ以外は素晴らしく、ロデオも良かったし、バーも良かったし、マシュー・マコノヒーの家も良かったし、あとは70年代を大いに引きずりながらも、80年代を感じさせる空気も素晴らしかった。95点。