モテキ

大根仁、2011。前回はCM入りバージョンで見てしまい後悔したのでもう一度見た。しかし二度見る価値のない映画だった。意外だったのは前回この映画を見たのが、CM入り映画初体験だったんだけど、CMなしと印象が変わらなかったこと。CMを上手いこと省いて映画を完成させる処理を脳内でちゃんとやっていることに驚いた。これなら途中でちょっとコンビ二に行ってこようとか、ちょっと別の映画でも見ようとかできそうな気がする。そんな気にさせるのもこの映画の脚本がだらしないから。キャラクターがブレブレ。だからラストでコケる。あなたといても成長できないと長澤まさみが言って、この台詞もひどいんだけど、森山未來が頑張って記事書いて、でもこれは仕事をしただけで、それを見ているであろう長澤まさみのカットが入る。それを見て長澤まさみは成長できると思ったということなのだろうか。見せ方として、それで互いのかすかな成長を表現しようとしたのだろうか。表現しようとしていないのであればカットの構成がおかしいし、表現しようとしたのであれば甘すぎると思った。二度目の発見は、麻生久美子が重い女から牛丼食うまでの流れの良さ。星野源の軽やかな音楽が素敵だった。85点。