ラヴレース

ロブ・エプスタイン、ジェフリー・フリードマン、2012。何が面白いのわからなかった。ポルノ業界をゴージャスに描くことはしない。アマンダ・セイフライドで、ゴージャスポスター作っておいて、ゴージャスに描くことはない。猥雑さは描かれているけど、猥雑なだけでそこに人間ドラマがあるわけでもない。途中から『ブギーナイツ』が間違って録画されていないものかと期待したけど、シリアスモード全開で映画は進む。シリアスモードでも全然いいんだけど、脚本が問題だった。例えば、と言い出すと止まらなから言わない。とにかく脚本の甘さは致命的だった。大まかなあらすじはまあいいと思う。しかし細部のずさんな管理体制には目も当てられず。あとこの映画は70年代の伝記映画、それもポップカルチャーなわけで、音楽、ファッション、画面の色彩、その辺りをA級に描かないと、ポルノのB級感なんて出るわけもない。退屈なDV映画垂れ流し状態。クロエ・セヴィニーが出てるって聞いたから見たのに、1秒くらいしか出ていなかったのが残念無念遣る方無し。10秒くらいは見たかった。あれ?、クロエ?、クロエだ、おお、素敵、あ、動いた、クロエが動いた、映画って素晴らしい、と思うには10秒が必要だった。85点。