キャロル

トッド・ヘインズ、2015。完全にトッド・ソロンズの映画だと思って見てたから、真面目で渋い映画撮るようになったなあとビックリしてたら人違いだった。脚本以外は素晴らしいと思った。つまり撮影や演出や演技。特に視線の演出。カメラが最後の最後まで効果的で唸らせられた。しかし問題は脚本で、この脚本はケイト・ブランシェットが、自分の娘を取るか、ルーニー・マーラを取るかで、両方取ろうとして、両方失いそうになって、最後にルーニー・マーラを取る、みたいな内容でどうも解せなかった。ただケイト・ブランシェットとルーニー・マーラが二人のときの台詞が少なかったのはすごく引きつけられた。特にルーニー・マーラの愛の言葉の少なさたるや、もう夢中になってしまった。95点。