ガス燈

ジョージ・キューカー、1944。イングリッド・バーグマンの被害妄想の提示のされ方に、すさまじい独創性がある。悲しみの果てイタリアへ。幸せになってロンドンに戻る。そこからがすごすぎる。ひとつの現実的であり非現実的でもある世界が構築される。。頭狂っちゃったと思っているバーグマンとか、不安でしょうがないバーグマンはとてもよかった。とにかくバーグマンは幽閉されて苦悩しまくる。だから最後の夫婦の会話はすごく重みがあって痛快だった。サイコホラーとしてこのような決定的な仕掛けが決定的に機能している映画は見たことがない。100点。