トゥルー・グリット

ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン、2010。エンタテインメント映画としては楽しめた。でもヘイリー・スタインフェルドは恐ろしかった。子供でかわいいから恐怖感もやわらいでいたのだが、あの思想と行動はとても怖い。やっぱりドラマはそういう部分をとらえていて、案の定、復讐の代償は大きく、彼女は片手を失い、表情を失い、ジェフ・ブリッジスの遺体を引き取り、マット・デイモンにも会いたいと言う。それも何十年もの時が経過してもなお、引きずりまくっているのだ。エンタテインメントの裏で深い闇が横たわっていて気持ちが悪い映画だった。90点。