バンクーバーの朝日

石井裕也、2014。脚本の段階からこりゃまずいな、と思っただろうな作り手側は。それくらい中身のうすい脚本だった。で、それを補うことをだれもできなかった。スタッフも役者も。野球シーンは、僕が野球のルールすら知らないからくだらなく見えたのではなく、くだらない演出をしているからくだらなく見えたのだと思う。とにかく何も得るものがない映画だった。野球も役者たちも魅力をそがれていた。原因はやはり脚本と、監督が商業主義に対応できなかったのが大きいと思う。85点。