ジェリーフィッシュ

エトガー・ケレット、シーラ・ゲフェン、2007。短いファーストシーンも案外いいのだが、つぎの結婚式のシーンはもっといい。映画の作法をわきまえた映像演出が冴え渡り、ぐっと映画に引き込まれる。群像劇としては短編が3つあるという程度で互いに絡み合うことはないが、終盤の詩のモチーフをみなが共有している。随所に見られるささやかな工夫のある映像演出は見ていて気持ちがよかった。もっと練り込んでもうちょっと長くしたらドラマにも詩にも深みが出るような気がした。95点。