赫い髪の女

神代辰巳、1979。宮下順子と石橋蓮司によって、ロマンポルノらしからぬ華のあるスター共演映画に仕上がっている。だからセックスシーンが多すぎてセックス映画になっているが、それを逆手に取れていて、性愛の芸術映画のようなテイストがある。宮下順子の生と性は同一であり、だからこそ生の力がすごく強烈に表出していた。憂歌団の音楽が映画のムードを明るく切なくしているのも好印象。あとは階下のシャブ中女の強烈さは本当に怖かった。95点。