her/世界でひとつの彼女

スパイク・ジョーンズ、2013。ちょっと理解が難しい映画だった。人工知能を持ったOSというより、テレクラで恋に落ちてテレフォンセックスをした25年前の記憶がよみがえるような懐かしい映画だった。向こうも僕のこと好きだって言ってくれたのに、時間がきたら切れちゃうんだ。結局どこにでもある会っちゃダメ系、制約系の恋愛映画だとしか思えず、会っちゃダメだからスカーレット・ヨハンソンが画面から奪われた格好になってしまった。それなら逆にホアキン・フェニックスが人工知能のほうが良かった。スカーレット・ヨハンソンのテレフォンセックスの表情とか、恥ずかしさとか、汗ばむスカーレットとか、そういうのが見たかった。エイミー・アダムスとルーニー・マーラはパーフェクトだった。90点。