麦の穂をゆらす風

ケン・ローチ、2006。アイルランド独立戦争からアイルランド内戦に至る時期の、戦争にまつわる映画。よく出来た脚本、堅実な演出、画もいいし役者もいい。でもエンタテインメントの要素をかなり意識して省いている。だから見るのが酷というほどではないが、見ていてワクワクするほうにはいざなってくれない。電車の運転手のおっさんリーアム・カニンガムがいいこと言って映画を引き締めて、主演兄弟のあれやこれやがあり、本当にいい映画だと思う。でもイマイチ入り込めなかったのも確か。ストリクトな感じがそうさせたのかもしれない。95点。