ファッションが教えてくれること

R・J・カトラー、2009。『プラダを着た悪魔』のモデルとなったVOGUEのカリスマ編集長、アナ・ウィンターのドキュメンタリー。その時点で興味なしだった。そしたらオープニングからいかにもな展開で幻滅しそうになった。しかしそこからが面白い。まず原題の『THE SEPTEMBER ISSUE』の通り、9月号ができるまでの雑誌作りに焦点が当たっていて、それが映画をタイトなものにしていた。登場人物では、アナ・ウィンターの長年の同士であるクリエイティブ・ディレクターのグレイス・コディントン。彼女の存在が映画に深みをもたらしていた。VOGUEにおける位置、アナとの関係、そして彼女のキャラクター。アナとの対比が面白かった。職場に一人いて欲しいタイプ。100点。