ラスト・タンゴ

ヘルマン・クラル、2015。アルゼンチン・タンゴの伝説的ペア、マリア・ニエベスとファン・カルロス・コペスのドキュメンタリー。こういう形式のドキュメンタリーをはじめて見た。若かりし頃のマリアを演じる人物が現在のマリアに質問をしたり、再現映像なんて再現じゃなくて、ワイヤーアクションがあったりと、ファンタジー溢れるものになっている。雨を降らせたりするシーンも良かったし、男二人女一人の絡むダンスも良かった。過去の映像が少なく、一番登場するのは、このペアのラスト・タンゴとなった日本公演。映像ではあまり過去にこだわらず、現在にこだわっていて、ラストカットも複雑な感情が入り乱れていて感情が揺さぶられた。ちょっと驚きの映画だった。100点。