サイレント・ランニング

ダグラス・トランブル、1971。70年代カルトSFの一つらしい。この映画はどこからどう見ても出来損ないな感じがする。でもその出来損ないな感じは、この映画の良い部分でもあり悪い部分でもあるように思えた。脚本も出来損ないだが、それゆえにロボットたちが哀愁を帯びた生命を獲得したような気がする。人を殺してまで植物を守っておきながら、植物にあまり関心を示さないのは、脚本が出来損ないなのか、ブルース・ダーンが出来損ない人間なのかよくわからなかった。植物とロボットの共生へと導かれるラストは、必然性があってとても良かった。90点。