あの日、欲望の大地で

ギジェルモ・アリアガ、2008。絶対に覚えられない邦題の割には、いい映画だった。三つの時間軸がバラバラに散らばっていて、それを当たり前のようにシーンチェンジする。これは自信がないとできない脚本で、その大胆不敵さに恐れおののきながらワクワクして見ていた。演者ではジェニファー・ローレンスが圧倒的。あのヤサグレ感を引き継ぐのがシャーリーズ・セロンでは無理がありすぎた。あれからズブズブにヤサグレたはずなのに、シャーリーズ・セロンでは病的な描写が限界。そもそもシャーリーズ・セロンの役回りには不明な部分があった。ラストはハリウッドにしては珍しく簡潔にして奥が深く美しかった。100点。