マッドマックス 怒りのデス・ロード

ジョージ・ミラー 、2015。人気アクション・シリーズの30年ぶりとなる第4弾。この映画は2010年代を代表する映画であると思う。初っ端から説明不足のままアクションが咲き乱れる。そしてそのテンションを最後まで維持してしまう。ただこの映画の感想などを見聞きしているとなぜここまで人を熱くするかという感じでちょっと引いてしまう。そもそもこの映画、間違えて二回見てしまった。すぐに気がついたけれど、衝撃を食らった映画なら間違えて見たりはしない。個人的にはよくできたノンストップ娯楽アクションという印象だった。映画はアクションだ、という意味では、この映画は見事なアクションを見せてくれる。アクション一発でここまで見せるのはすごいことだし、物語構成も見事だ。タイトな描写によって物語をアクションへと落とし込むことに成功しており、人物設定が浮かび上がってくる。ただ、この映画は、ゲームとかミュージカルなどと同じような世界を持つに至っていて、そういうところに入っていけない場合は置いてきぼりを食ったような気になってしまう。主演はマックスことトム・ハーディではなく、シャーリーズ・セロンになっている。この映画にはダントツのトップスターがいないからこそ、一人ひとり演者が素晴らしく際立っている。二度目は一度目よりは楽しめたような気がする。90点。