ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破

庵野秀明、摩砂雪、鶴巻和哉、2009。前作にあたる『序』は、テレビシリーズの延長線上にあるように見えたのだが、この『破』はテレビシリーズをいい意味でも悪い意味でも飛び抜けている。やたらと熱い映画になっているし、特に碇シンジと綾波レイはテレビでは見られなかった部分を恥ずかしげもなく見せる。それが映画の中心となるからまあ面白い。映像の迫力もテレビと比べてはいないけれど、相当なものがあって、その迫力に押されて圧倒されながら全編見てしまった。前作とちがいテレビシリーズを踏襲していない部分が多いから、にわかファンにとっては何がどうなってんだかさっぱりわからなくなってしまうのだが、多分わかる必要もないのだろうなとは思った。娯楽エンタメ路線が炸裂しているのだからそれで十分なのだ。でも、シンジとアスカがユニゾンするやつ、あれは見たかったなあと思った。懸案事項としてはもうひとつ『Q』というのがあってそれが無料期間中に見られればいいのだが、無料期間が終わったら見ないだろうからゴールデンウィーク中になんとか見たいものだ。95点。