マリッジ・ストーリー

ノア・バームバック、2019。主演のふたり、スカーレット・ヨハンソンとアダム・ドライヴァーがもう本当に素晴らしい。長いシーンなんかでは特にふたりの本領が発揮されていて、素晴らしい長回しもあるのだが、カットを割っていてもきっと長回しの一発撮りでやってるんだろうなという緊張感がある。ローラ・ダーンやレイ・リオッタなどの脇もしっかり強固な布陣になっている。そこにコメディな要素がバンバン入ってくるからすごく効き目があった。離婚劇なのだが、ドラマチックな内容とは言い難い。細かいところをリアリスティックに描いていて、小綺麗にまとまっていないところも好感が持てた。もう一度見てみたくなる映画だった。95点。