グッド・タイム

ジョシュ・サフディ、ベニー・サフディ、2017。『アンカット・ダイヤモンド』の監督の作品。いきあたりばったりに物語が展開し、キャラクター描写は放置されることもある。特に16歳の女はもっと使いようがあると思う。でもそういうキャラクタライズはほとんど排除されており、そもそも主人公ロバート・パティンソンと一番長くいる、間違えられた男すらもキャラクタライズされる描写は少ない。クレジットカード女もしかり。そういう殺伐とした感じはノンストップスリラーとしての体裁を見事に保っており、映像と編集もそれに呼応している。散らばらせたプロットの回収なんてことは端からする気はなく、ひたすら思い通りにならない状況に主人公をさらしつずけるのは、とてもいさぎよく思えた。95点。