愛しのタチアナ

アキ・カウリスマキ、1994。良作。カウリスマキワールド全開の小品。駄目な男たちのロードムービー。予告編を見たときは実験的作品だと思った。このころのユーロスペースの予告編は相当に質が悪い。カウリスマキとティモ・サルミネンとカティ・オウティネンが揃えば駄作を作る方が難しい。オウティネンがカメラで撮るのが凄く良かった。英題が良い。

ねずみとり

アドゥール・ゴーパーラクリシュナン、1981。マラヤーラム語映画。駄作。かなり作家主義的な商業作品。でも野心が足りない。スタンダードサイズなので画は無駄が少ない。撮影方法が凡庸で、ひたすら間延びするシーンが続く。後半は特にテンポが悪かった。 下の妹がとても美しかった。でも行方不明になったまま映画が終わった。

シャイン・ア・ライト

マーティン・スコセッシ、2008。感動した。ミックはすごいね。人間とは思えない。曲も盛り上がる曲が多くてよかった。キースとロニーのギターの違いをよく解析出来た。キースは音も見た目もワルいオッサンだったカックイ。中盤のミック不在のシーケンスメイクは苦慮している感じがしたが、スコセッシの抑制の効いたコミカルな演出、堅実なライブ描写は素晴らしい。

イントゥ・ザ・ワイルド

ショーン・ペン、2007。DVDはアスペクト比が改ざんされて画がだめになって、主役の男はその画にしっくりくる感じじゃなくて、そして尺は長すぎる。本当に長すぎる。映画を冒涜しているねアスペクト比の改ざんというのは。2.35:1で見せろよ。アメリカではDVDも2.35:1なのに、日本のDVDは1.78:1。どうしてこんな無茶を繰り返すのだろう日本は。とても重要なことなのに。

転がれ!たま子

新藤風、2005。たいそう昔、千歳烏山のコスモタウン?ってレンタル屋においてあって、何度も何度も気にしたことがあるが、はっきり言ってどうでもよかったこの作品を、5年越しに見た。見てみても、はっきり言ってどうでも良い作品であった。与座嘉秋の演技が僕は大変嫌いだ。どうでもいいことだが。